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トレーラーヘッド(トラクター)を高く売る方法|メーカー別買取相場と海外輸出ルート完全ガイド

公開日: 2026-05-13

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トレーラーヘッド(トラクター)のメーカー別買取相場

トレーラーヘッド(トラクターヘッド/セミトラクター)は、セミトレーラーをけん引する大型自動車の代表格です。20t〜25tクラスの本格派から、けん引免許不要の19.5tクラスまで幅広く、国内物流の根幹を支える需要が常に旺盛。中古市場でも安定した高値で取引されます。

いすゞ ギガ(トラクター仕様)

大型トラックの王道。CYE型・EXY型などのトラクター仕様は輸入車に近い剛性感と耐久性で評価が高く、国内・海外ともに需要が突出しています。

  • 3年落ち・30万km以内: 880万〜1,580万円
  • 5年落ち・60万km前後: 520万〜980万円
  • 10年落ち・100万km前後: 180万〜420万円
  • 15年超・過走行: 80万〜240万円(海外輸出ルート活用時)

日野 プロフィア(トラクター仕様)

FW/FS/FRなどのトラクターグレード。E13C/A09Cエンジン搭載の最新型は長距離輸送の指名買い需要が高く、ギガとほぼ同等の相場です。

  • 3年落ち・30万km以内: 900万〜1,620万円
  • 5年落ち・60万km前後: 540万〜1,000万円
  • 10年落ち・100万km前後: 200万〜440万円

三菱ふそう スーパーグレート(トラクター仕様)

FVシリーズなどのトラクター仕様。6R10/6R20エンジンの低燃費と高出力の両立が法人ユーザーに支持されており、運送会社の入れ替え需要が常時発生。

  • 3年落ち・30万km以内: 820万〜1,520万円
  • 5年落ち・60万km前後: 480万〜940万円
  • 10年落ち・100万km前後: 170万〜400万円

UDトラックス クオン(トラクター仕様)

GKシリーズ等のトラクター仕様。GH13TDエンジン搭載で欧州輸入車に匹敵する完成度。海外(ボルボグループ販路)への輸出強し。

  • 3年落ち・30万km以内: 860万〜1,560万円
  • 5年落ち・60万km前後: 500万〜960万円
  • 10年落ち・100万km前後: 190万〜420万円

輸入トラクター(ボルボ・スカニア・メルセデス)

FH/Rシリーズ等の欧州系トラクターヘッド。国内では希少だが海外輸出市場では超高値で取引され、整備履歴の揃った個体は国産同年式の1.2〜1.5倍の査定が出ます。

トレーラーヘッド搭載エンジン別の査定評価|6UZ1・E13C・6R10・GH13TD

トレーラーヘッドの査定は搭載エンジンの型式で大きく変わります。大型トラクターは大排気量・大出力が必須のため、各メーカーの「フラッグシップエンジン」が搭載されており、その状態が査定の生命線です。

いすゞ 6UZ1エンジン(直6・9.8L)

ギガのトラクター仕様に搭載される9.8L直6ターボ。排気量と耐久性のバランスが秀逸で、100万km走行でも本体が壊れにくいと評価されます。海外(東南アジア・アフリカ)でも「6UZ1」は通用する型式名として認知されており、輸出査定でプラスに働きます。

査定面では、DPD・尿素SCRの整備記録があれば50万〜100万円アップ。エンジンブローやインジェクター不調の履歴があると一気に下落します。

日野 E13C/A09Cエンジン

プロフィアのトラクター仕様に搭載。E13Cは12.9L直6の旗艦エンジンで、長距離高速巡航での燃費と安定性が法人運送会社から絶大な支持を受けています。

A09Cは8.9Lのダウンサイジング版で、新しい年式のプロフィアに搭載。燃費性能はE13C比15%向上しており、燃料コスト重視の運送会社が指名買い。査定額もA09C搭載の新しい年式ほど有利です。

三菱ふそう 6R10/6R20エンジン

スーパーグレートのトラクター仕様に搭載。6R10は12.8L直6、6R20は10.7L直6のダウンサイジング後継。両エンジンとも運送業界での実績豊富で、整備性の良さが評価されます。

査定では、6R20搭載車のほうが新しい年式が中心のため平均査定額は高め。一方、6R10搭載の旧型は海外輸出ルートで根強い需要があり、過走行でも値がつきます。

UDトラックス GH13TDエンジン

クオンのトラクター仕様に搭載される13L直6ターボ。ボルボグループの設計思想が反映されており、欧州輸出市場で特に高評価。GH13TD搭載のクオンは、同年式・同走行距離のギガ・プロフィアと比べて海外輸出査定が10〜20%高くなるケースもあります。

外車系(D13・DC13・OM471等)

ボルボD13、スカニアDC13、メルセデスOM471などの欧州大型エンジン搭載車は国内整備インフラが限定的のため敬遠されがちですが、輸出市場では「本物の欧州車」として超高値で取引されます。

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トラクタークラス別の需要|25tフルトラクター vs 19.5tけん引免許不要

トレーラーヘッドは車両総重量と免許要件でクラスが分かれ、それぞれ全く別の需要層が存在します。自分の車両がどのクラスかで売り先・査定額が大きく変わるため、正確に把握しましょう。

25tフルトラクター(牽引免許必要)

大型免許+けん引免許が必要な本格派。40ft海上コンテナ・タンクローリー・大型重機運搬に使用されます。法人運送会社・港湾運送会社からの需要が常時旺盛で、最も流通量が多いクラス。

査定相場は新車価格の30〜70%を維持。10年落ちでも数百万円の査定がつくのは、このクラスの強みです。

19.5tけん引免許不要トラクター

大型免許のみで運転可能なクラス。中小運送会社・建設業からの需要が爆発的で、特に2010年以降人気が急上昇。ドライバー確保が困難な業界事情から、けん引免許不要のトラクターは新車並みのプレミアム価格で取引されることも珍しくありません。

査定面では、同年式・同走行距離の25tフル仕様より10〜30%高い査定がつくケースが多数あります。

低床トラクター(コンテナ専用)

港湾のコンテナターミナル専用に低床化された特殊トラクター。港湾運送会社からの指名買いが安定しており、状態が良ければ高額査定。一般運送向けには需要が薄いため、専門ルートを持つ業者選びが重要です。

セミトラクター vs フルトラクター

セミトラクターは第5輪荷重のかかるセミトレーラーをけん引。一般的にトレーラーヘッドというとこちらを指します。フルトラクターは荷重がかからないフルトレーラーをけん引する特殊用途で、流通量は限定的。査定基準もセミトラクターを軸に考えてOKです。

海外輸出ルートで「過走行トラクター」でも値がつく理由

トレーラーヘッドは海外市場での需要が国内以上に旺盛な車種です。日本のトラクターは「本国メンテナンス+丁寧な使い方」で世界トップクラスの信頼性を獲得しており、国内では値がつかない過走行・古い個体でも海外輸出ルートを持つ業者なら高額査定を引き出せます。

東南アジア(タイ・ベトナム・インドネシア・フィリピン)

急成長する物流需要を背景に、10年〜20年落ち・100万km超の日本製トラクターが爆発的に売れています。特にいすゞギガ・日野プロフィアは「日本品質」のブランド力が浸透しており、現地で新車に近い価格で再販されるケースもあります。

中東(UAE・サウジアラビア・オマーン)

建設ラッシュが続く中東では、大型重機の運搬用トラクターが不足。25tフルトラクターと低床トラクターの需要が突出しており、年式問わず高額査定が出ます。砂漠地帯での耐久性が期待され、ふそうスーパーグレート・UDクオンが特に人気

アフリカ(タンザニア・ケニア・モザンビーク)

港湾・鉱山開発の物流インフラとしてトラクターヘッド需要が急増。30年落ち・150万km超でも需要があり、不動車・事故車でもパーツ取り目的で値がつきます。電子制御の少ない旧型エンジン搭載車のほうが現地整備に向いており、「旧型プレミアム」が発生する稀有な車種です。

モンゴル・カザフスタン・ロシア極東

極寒地域では耐寒性能の高い日本製トラクターが貴重。シベリア横断物流ではUDクオンが多く、寒冷地仕様の個体は通常査定より20〜30%上乗せされます。

輸出ルートを持つ業者の見抜き方

  • 自社で海外バイヤーと直接契約している(オークション業者ではない)
  • 過走行・古い年式の買取実績を公開している
  • 輸出可能国を国別に具体的に提示できる
  • 不動車・事故車・エンジンブロー車でも査定可能と明言している
  • 東南アジア・中東・アフリカの3地域すべてに販路がある

これらの条件を満たす業者は、国内のみで再販する業者より30〜80%高い査定を出せます。

重量物運搬・タンク用・コンテナ専用トラクターのプレミアム査定

標準的なセミトラクターに加えて、特殊用途のトラクターヘッドは独自の査定基準でプレミアムが乗ります。これらは専門ルートを持つ業者でないと正当評価されないため、業者選びが特に重要です。

重量物運搬用トラクター(モジュラートレーラー対応)

120t〜300tクラスの重量物を運搬する特殊トラクター。建設機械・橋桁・発電機などの輸送に使用され、専門業者からの指名買いが安定。中古市場では1台500万〜2,000万円のレンジで取引されます。

査定の決め手は荷重容量・けん引装備・第5輪の状態。専門整備記録があれば査定が大幅にアップします。

タンクトレーラーヘッド

燃料・化学品・食品向け液体運搬のためのタンクトレーラーをけん引する専用車。静電気対策・防爆装備が求められる場合があり、装備の有無で査定が大きく変わります。

燃料系運搬ではKHK(高圧ガス保安協会)検査の有効期限が査定に直結。期限内であれば数十万〜100万円のプレミアム。

40ft海上コンテナ専用トラクター

港湾・内陸ターミナル間の海上コンテナ輸送用。低床仕様・コンテナピン位置調整機構などの専用装備が査定アップ要因。港湾運送会社・倉庫業者からの需要が常時旺盛で、状態が良ければ即金買取されることも多いです。

キャブ装備による査定差

トレーラーヘッドのキャブには「ハイルーフ・ベッド付き・エアサスシート・トラクターウォーマー」などの装備があり、これらの充実度で査定が変動します。

  • ハイルーフ・ベッド付き: +50万〜150万円(長距離輸送向け)
  • エアサスシート完備: +10万〜30万円(ドライバー疲労軽減)
  • トラクターウォーマー: +20万〜50万円(寒冷地仕様)
  • サブタンク・追加燃料タンク: +15万〜40万円

トレーラーヘッドを高く売るための5つのコツと実買取事例

ここまでの内容を踏まえて、トレーラーヘッド(トラクターヘッド)を最高額で売却するための具体的なアクションを5つにまとめます。

コツ①|車両情報を「型式・エンジン・クラス・装備」で正確に伝える

「ギガのトラクター」だけでは不十分。「2018年式・CYE型・6UZ1搭載・25tフル・ハイルーフ・ベッド付き・エアサスシート・走行42万km」のように具体的に伝えると、業者は正確な相場で見積もりを出せます。25tフル/19.5tけん引免許不要/低床等のクラスも必ず明示。

コツ②|DPD・尿素SCR・第5輪の整備記録を揃える

大型トラクターはDPD再生回数・尿素水(アドブルー)補充記録・第5輪のグリスアップ履歴が査定の決め手。整備記録簿の提示だけで30万〜80万円アップします。エンジンオイル交換サイクル(推奨5万kmごと)の記録も重要。

コツ③|海外輸出ルートを持つ専門業者に必ず査定依頼

トレーラーヘッドは特に国内のみ vs 海外輸出ルートの査定差が大きい車種です。東南アジア・中東・アフリカの3地域すべてに販路を持つ業者では、汎用買取業者より30〜80%高い査定が出ます。最低5社に査定依頼するのが鉄則。

コツ④|けん引装備・付属品を全て揃える

カプラー・ブレーキジャンパー・エアジャンパー・電気ジャンパー・けん引フックなどの装備品が揃っているかで査定が変わります。付属品を全て揃えるだけで20万〜60万円アップ。取扱説明書・保証書・整備記録簿も必須。

コツ⑤|売却タイミングは「3月年度末」「9月決算期」「12月輸出ピーク」

運送業界の車両入替えサイクルと海外輸出シーズンを狙うと相場が上昇します。

  • 3月年度末: 法人運送会社の入替え需要ピーク
  • 9月決算期: 上半期決算前の入替え
  • 12月〜1月: 海外輸出向けの年末年始需要

このタイミングで売却すると相場より10〜20%高い査定が期待できます。

実買取事例5件(トレーラーヘッド/トラクターヘッド)

  • 事例① 2019年式・いすゞギガCYE・6UZ1・38万km・25tフル・ハイルーフ → 査定額 1,180万円(神奈川県)
  • 事例② 2015年式・日野プロフィアFW・E13C・65万km・25tフル・ベッド付き → 査定額 780万円(千葉県)
  • 事例③ 2012年式・ふそうスーパーグレートFV・6R10・92万km・19.5tけん引免許不要 → 査定額 520万円(埼玉県・東南アジア輸出)
  • 事例④ 2008年式・UDクオンGK・GH13TD・140万km・25tフル → 査定額 240万円(茨城県・アフリカ輸出)
  • 事例⑤ 2005年式・いすゞギガEXY・110万km・低床コンテナ専用 → 査定額 180万円(東京都・中東輸出)

これらの事例はすべて海外輸出ルートまたは港湾運送専門ルートを活用した結果です。汎用業者の見積もりだけで決めず、必ず複数社に依頼してください。

よくある質問

トレーラーヘッドとトラクターヘッドの違いは何ですか?

実質的には同じものを指します。「トラクター(トラクターヘッド)」が車両の正式名称で、「トレーラーヘッド」は通称・俗称です。けん引するトレーラーの種類によって「セミトラクター」「フルトラクター」と分類されますが、一般的にはセミトラクターが圧倒的多数で、これを総称してトレーラーヘッド/トラクターヘッドと呼んでいます。

けん引免許不要の19.5tトラクターは本当に高く売れますか?

はい、同年式・同走行距離の25tフル仕様より10〜30%高い査定がつくケースが多数あります。理由はけん引免許保有ドライバーの不足で、中小運送会社・建設業者が大型免許のみで運転できる19.5tトラクターを指名買いする需要が爆発的に伸びているためです。特に2010年以降のけん引免許不要トラクターは新車並みのプレミアム価格で取引されることもあります。

100万km超の過走行トラクターでも値がつきますか?

つきます。海外輸出ルートを持つ業者であれば、東南アジア・アフリカ・中東への再販需要があるため、150万km超でも数十万〜200万円の査定が出るケースが珍しくありません。特にいすゞ6UZ1・ふそう6R10・UDのGH13TDなど耐久性の高いエンジン搭載車は、過走行でも海外で「日本の鉄の塊」と評価され高値で取引されます。

事故車・エンジンブローのトラクターでも買取してもらえますか?

可能です。トレーラーヘッドはパーツ単位での海外需要が極めて高く、エンジンブロー車でもキャブ・第5輪・ミッション・電装系の状態が良ければ50万〜200万円の査定が出ます。事故車専門ルート+海外パーツ輸出ルートの両方を持つ業者に必ず相談してください。汎用業者では「廃車費用がかかる」と言われるレベルの個体でも、専門業者なら値段が付きます。

外車トラクター(ボルボ・スカニア・メルセデス)は売れますか?

はい、特に高値で売れる可能性があります。国内では希少なため買取業者が限られますが、欧州系トラクターを扱える専門業者であれば、海外輸出市場(東南アジア・中東・アフリカ・モンゴル)で「本物の欧州車」として超高値で取引されます。整備履歴が揃っていれば国産同年式の1.2〜1.5倍の査定が出ることもあります。

トレーラーヘッド単体での売却と、トレーラー込みでの売却どちらが得?

ケースバイケースです。トレーラーヘッド単体のほうが買い手の選択肢が広いため売却スピードは速いです。一方、特殊トレーラー(重量物・タンク・低床コンテナ)と組合せの場合は、セット売却で総額が高くなるケースもあります。両方のパターンで査定を取り、合計額を比較するのが最善です。

海外輸出ルートを持つ業者の見分け方を教えてください。

5つの条件を確認してください。①自社で海外バイヤーと直接契約している(オークション転売業者ではない)、②過走行・古い年式の買取実績を公開している、③輸出可能国を国別に具体的に提示できる、④不動車・事故車でも査定可能と明言している、⑤東南アジア・中東・アフリカの3地域すべてに販路がある。これらを満たす業者は汎用業者より30〜80%高い査定を出せます。

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