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ラフタークレーンの買取相場|吊り上げ能力別の査定額目安

公開日: 2026-05-04

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吊り上げ能力別・ラフタークレーンの買取相場目安

ラフタークレーン(ラフテレーンクレーン)は不整地でも走行・作業ができる移動式クレーンです。吊り上げ能力が高いほど新車価格も高額になるため、中古の買取相場も吊り上げ能力に比例して上昇します。

10t吊りクラス

住宅の鉄骨建方やエアコン室外機の設置など、小規模な揚重作業に使われるエントリークラスです。

  • 10年以内: 300万〜700万円
  • 10〜20年: 100万〜350万円
  • 20年超: 30万〜150万円

16t吊りクラス

一般的な建設現場で最も使われるサイズ帯。鉄骨建方・橋梁工事・プラント工事など幅広い現場に対応します。

  • 10年以内: 500万〜1,200万円
  • 10〜20年: 200万〜600万円
  • 20年超: 60万〜250万円

25t吊りクラス

中規模以上の建設現場の主力機。中古市場で最も流通量が多く、需要・供給ともに安定しています。

  • 10年以内: 800万〜2,000万円
  • 10〜20年: 300万〜900万円
  • 20年超: 100万〜400万円

50t超クラス

大規模プラント工事・風力発電設備の建設など、超重量物の揚重に使われる大型機。新車価格は1億円を超えるものもあり、中古でも非常に高額な取引になります。

  • 10年以内: 2,000万〜6,000万円
  • 10〜20年: 800万〜2,500万円
  • 20年超: 300万〜1,000万円

タダノ・加藤製作所のメーカー別評価

ラフタークレーンの国内メーカーは主に2社が市場を占めています。メーカーの違いが中古市場での評価と買取価格に影響します。

タダノ(TADANO)

クレーンメーカーとして国内・世界シェアNo.1を誇るタダノ。GRシリーズ(旧TRシリーズ)はラフタークレーンの代名詞で、中古市場でも最も人気があります。部品供給ネットワークが最も充実しており、20年超の車両でも安定した部品入手が可能なため、長期間にわたって価値が保たれます。同スペックの他メーカー製と比べて50万〜200万円ほど高い査定がつくこともあります。

加藤製作所(KATO)

「KATO」ブランドで知られる老舗クレーンメーカー。SLシリーズ・KRシリーズが主力で、特に25t以上の中大型クラスに定評があります。タダノと比べると国内シェアはやや劣りますが、海外市場(特に中東・東南アジア)では非常に高い人気を誇ります。海外輸出を前提とした買取では、タダノと同等かそれ以上の査定がつくケースもあります。

コベルコクレーン

クローラークレーンが主力のメーカーですが、ラフタークレーンのラインナップもあります。流通量は少ないものの、状態が良ければ十分な買取価格が見込めます。

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ブーム・ワイヤー・フックの状態チェックポイント

ラフタークレーンの査定では、吊り上げ機構の各部品の状態が重要なチェック項目になります。安全に直結する部品のため、不良がある場合は大幅な減額につながります。

ブーム(伸縮ブーム)の確認

ブームは最も重要な構造部品です。以下のポイントがチェックされます。

  • 伸縮動作: 全段スムーズに伸縮するか。途中で引っかかる・異音がある場合は油圧シリンダーやスライドパッドの劣化が疑われる
  • ブームの曲がり・変形: 過荷重や転倒歴がある車両はブームに歪みが生じることがある。変形がある場合は大幅な減額(100万円以上)になる
  • ブーム表面のサビ・塗装剥がれ: 軽微なサビは問題ないが、腐食が進行している場合は強度低下が懸念される

ワイヤーロープの状態

ワイヤーロープは消耗品ですが、素線切れの本数や摩耗・キンク(よじれ)の有無が検査対象です。法令基準を超える素線切れがある場合は交換が必要で、交換費用(10万〜40万円)が減額されます。

フック・シーブの点検

フックの開きや摩耗、シーブ(滑車)の回転状態もチェック対象です。フックのセーフティラッチが正常に動作することも確認されます。日頃からグリスアップと目視点検を行っておくことが、高額査定への近道です。

特自検と車検の違い|ラフタークレーン特有の検査体系

ラフタークレーンは一般的な車両と異なり、「車検」と「特定自主検査(特自検)」の2つの検査が必要です。この2つの検査の状況が査定額に大きく影響します。

車検(自動車検査登録制度)

公道を走行するための車検は、一般車両と同様に2年ごと(新車時は3年)の更新が必要です。車検切れでも買取は可能ですが、再取得費用(20万〜40万円程度)が差し引かれることがあります。

特定自主検査(特自検)

クレーン部分は労働安全衛生法により年1回の特定自主検査が義務付けられています。検査記録表と検査標章の有効期限がチェックされ、有効な車両は30万〜80万円ほど高い査定がつきます。

クレーン検査証

吊り上げ荷重3t以上のラフタークレーンは、労働基準監督署の検査を受けてクレーン検査証の交付を受ける必要があります。この検査証が有効であることは高額査定の重要な条件です。

売却時には車検証・特自検記録表・クレーン検査証の3点を揃えておくことで、最も有利な条件で査定を受けることができます。

大型ラフタークレーンは海外輸出で高額査定に

ラフタークレーンの中古市場は国内需要と海外輸出需要の2つの柱で成り立っています。特に大型クラスは海外での需要が非常に強く、高額査定が期待できます。

海外で人気の理由

中東・東南アジア・アフリカではインフラ建設ラッシュが続いており、日本製ラフタークレーンの品質・耐久性・安全性は高く評価されています。新車の納期が長い(6ヶ月〜1年以上)ため、すぐに使える中古車への需要が世界的に強い状態です。

海外輸出で高く売れる車両の特徴

  • 25t以上の中大型クラス: 建設プロジェクトの大型化に伴い、25t以上のクレーンへの需要が特に強い
  • タダノ製・加藤製作所製: 海外での知名度が高く、部品調達もしやすいため人気
  • 20年超でも動作良好な車両: 国内では「古い」と評価される車両でも、海外では現役で10年以上使われるため十分な値段がつく

ラフタークレーンを高く売るには、海外輸出ルートを持つ専門の買取業者に依頼することが最大のポイントです。国内の中古建機市場だけでなく、海外バイヤーへの販路を持つ業者に査定を依頼しましょう。トラック買取王は海外への販売ネットワークを持っているため、大型クレーンの高額査定が可能です。

よくある質問

ラフタークレーンの買取相場はどのくらいですか?

吊り上げ能力によって大きく異なります。10t吊りで100万〜700万円、16t吊りで200万〜1,200万円、25t吊りで300万〜2,000万円、50t超で800万〜6,000万円が目安です。タダノ製は他メーカーよりやや高い傾向にあります。

20年以上前のラフタークレーンでも売れますか?

はい、売れます。ラフタークレーンは耐用年数が長く、20年超の車両でも海外で現役稼働しています。特にタダノ・加藤製作所の車両は海外で高い人気があり、30万〜1,000万円以上の値段がつくケースもあります。

特自検とクレーン検査証が切れていても買取できますか?

はい、買取可能です。検査費用分が差し引かれることがありますが、車両の状態が良ければ十分な買取価格がつきます。検査書類が有効な状態で売却する方が高額査定になるため、タイミングを検討しましょう。

タダノと加藤製作所、どちらが高く売れますか?

国内市場ではタダノが50万〜200万円ほど高い傾向にあります。ただし海外輸出向けでは加藤製作所(KATO)も同等以上の評価を受けることがあります。いずれも大手メーカーのため、安定した買取価格が期待できます。

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